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吉祥寺の四柱推命占い師mikataのブログです。

マジャさんの弟は、絵描き人

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マジャさんの弟は、絵描き人

カーチャーターの案内人「マジャさん」は、
観光スポットについて、
バリ島の生活について、
バリヒンドゥー教について、
などなど、たくさんのことを教えてくれる。

ただし、
カーチャーターの致し方ないところと言うか、
ある意味での醍醐味でもあるのだが、道中に必ず、
「"(日本人)観光客向け"のお土産屋や食事処」に連れて行こうとするのだ。

その中でも印象的だったのが、
「芸術は好きか?」と言う導入文から始まり、
「実は、僕の弟は絵描きなんだ。」とマジャさんは口を漏らし、
あっという間に地元のアートギャラリーに連れて行かれたのだ。

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ギャラリーに到着するや否や、バイヤーがカタコトの日本語で話しかけてきた。
正直、怖い。

建物に入ると、一部屋ごとに作者が違うのか、
移動をするたびに絵柄が変わっていく。

(正直、こんなベタなシュチュエーションで買いたくないなあ。)

(日本人観光客は、完全に”カモ”として認識されているのだろうなあ。)

と思いながら、バイヤーの片言な説明を聞き流していると、
日常で"見慣れた姿"が描かれた絵画が飾られていた。

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文鳥だ・・!
そして、西部国立公園で観た、ジャラプティ(※バリの国鳥)もいる・・!

人間というのは不思議なもので、
自分の興味の範囲の”外”か”内”かの違いで、
眼の輝きがまったく変わるのだ。

(うう、、かわいい、、、ここで購入するのはとても怖いけど、欲しい・・!)

額の裏に値札が貼られていて、「US$120」と買いてある。

(日本円に換算すると15,000円位か、予算オーバーだなあ・・。)
と心の中で感じていると、

バイヤーが、「値札は目安。いくらなら買う?」と話しかけてきた。

本気で欲しくなってしまった僕は、ここで腹を括る。

値段交渉をしようと。

日本国内の買い物では、割と値段交渉(※)は好きな方なので、スイッチが入ったのだ。※ただし、定価や相場を知っている上での値段交渉

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(そういえば、値段交渉の第一歩は、無茶な値段を吹っ掛けることだと、本で読んだような、読んで無いような・・)

mikata「2,000円。」

バイヤー「・・・。(呆れた顔。そして明らかに不機嫌な顔。)」

mikata「・・・・・。(やばい、怒ってる・・。笑)」

バイヤー「・・さすがにそれは無い。中くらいの絵と小さい絵、2つセットで11,000円でどうだ?」

mikata「ってことは、こっち(中くらいの絵)が6,000円で、こっち(小さい絵)が5,000円ってこと?」

バイヤー「うん。」

mikata「じゃあ、中くらいの絵を5,000円でなら買うよ。それ以上高いなら買わない。」
と言うと、バイヤーはしぶしぶ承諾。

かなり、ドキドキした。

売り手と買い手の妥協点を探す。
相場なんて概念はなくて、これが本当の商売なんだ。とか思いながら。

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「いや、4,000円まで値切ることが出来たよな。」と思う後悔と、

「でも額も絵も手作りで5,000円は安いよなあ。」という喜びと、

「バリの人の月収は平均4万円位だから一点5,000円の売り上げはかなり大きいな。やっぱりもう少し値切れたかも・・。」

「でも文鳥の絵、すごくかわいいから嬉しい。自分が出していいと思った値段で買ったのだから、いいよね・・。」

と、何度も後悔と喜びが頭の中で交錯しながら、
マジャさんの弟さんを紹介されることもなく、
文鳥の絵を手に持って、アートギャラリーを去るのであった。

(マジャさんの弟が絵描きってのはきっと設定で、嘘だろうなあ。)

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