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僕が畑で植物を育てる理由

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僕が畑で植物を育てる理由

無農薬、有機栽培、オーガニックなど、
農業にまつわる主義主張はたくさんあります。

もちろん、
「正しいもの/間違っているもの」を探求することも
大切なことだと思うのですが、

僕の場合、
極限まで自然的アプローチを探求し続ける根性も無ければ、
科学や合理的アプローチの危うさを実証する手段も持ち合わせていないので、

農業においての「正しさ」を探求し、主張することは、
実はあまり、重視していません。

 

僕が畑で植物を育てる理由は、 

「美味しいものを、食べたい。」

この一言に、尽きます。

 

僕は大金持ちではないので、
毎日毎日、オーガニック野菜を購入することも出来ないし、
頻繁に、高級な料理店に通うことも出来ません。

でも、美味しいものを食べたいのです。
 

自分の畑で食べ物を作ることで、

・野菜の成り立ちを知ることが出来る。
・採れたてを食べることが出来る。
・自分の手で野菜を作ると、より美味しく感じる。

このような体験を手に入れました。

畑を始めようと思った理由と出来事

僕の父方の実家は農家で、
もともと畑に対しての興味が湧くような環境ではあったのですが、
完全に興味が向いたキッカケがありました。

それは、
居酒屋でお世話になっていた上司と飲んでいた時、
ふとした会話のワンフレーズが衝撃的だったのです。
(確か、「好きなおつまみ」についての会話だったと思います。)

 

上司「大豆と枝豆って一緒のものでしょ?あれ?違ったっけ?」

mikata.「え・・?本当ですか???ちょっと調べてみます。」

 

この瞬間、
僕はとても恥ずかしい思いをしたのです。
(ちなみに、上司に責め立てられた訳ではありません。僕自身の衝撃が大きかったのです。)

醤油、味噌、豆腐など、
日本の食卓に欠かせない食べ物の原料である「大豆」 が、
どのような植物で、どのように成長していくのか、
全く知らない自分が恥ずかしかったのです。

 

その瞬間から僕は、
「食べ物について、ちゃんと知りたい。」
と思うようになったのです。

 

僕たちはいつの間にか、
自分の手で食べ物を作らなくても、 
お金を払えば食べていけるようになりました。

でも、
そのことが原因で失っていることもあるのではないかなあと、
思うようになったのです。

 

ああ、段々と説教臭くなってきましたね。
農業の話は、説教臭くなってしまわないように、本当に要注意です。

 

とにかく、
畑って楽しいのです。

美味しい時間、美しい瞬間がたくさんあります。
そして同時に、とても難しいのです。

 

僕はこれからも、
畑を続けていきたいと思っています。

そして皆さんに、
何かをお裾分け出来ると良いなあ、と思っています。

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