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【十干占い・四柱推命】日干が「戊」の人の基本性質や性格について

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つちのえは、「硬い石」を表します。

「戊」の人を想像するときは、
「岩石」や「山」などをイメージをしてください。 

堤防や器になる、頼られる存在

「戊」の人は硬い岩石のように安定感があり、

一度決めたことは滅多に変えることのない意志の固さと責任感があります。

その意志の強さが信頼を生み、人に安心感を与えているようです。

 

例えば、川にある大きな岩石や堤防は洪水を防ぎます。

焚き火の周りに石を積み上げてかまどにすれば、火事を防ぐ事ができます。

このように、「戊」の人は防御にすぐれ、
自らが「器」となって、周りの人を守ってあげることが出来るのです。

「戊」の方にはそのような寛大な精神の持ち主が多く、
その寛大さゆえ、人から頼られる機会が自然と多くなるようです。

保守的傾向

「戊」の人は硬固な意志を持つ事ができる反面、

少し保守的な考え方に寄ることが多いです。

伝統や歴史など、過去の流れを重んじながら発想していきます。

 

もちろん、新しい発想ができないわけではありません。

しかし、全く土台のないところから新しいことを考えるより、

今までの土台を基準にして、新しいことを考える傾向があるのです。

 

転がる石のようなアクティブさ

さて、今まで「硬い意志」や「保守的傾向」について書いてきたので、

「戊」の人は不動で、"行動力がないのではないか"と思われますが、

実はそうではありません。

 

石にも色々な形があり、様々な大きさがあります。

丸くて小さな石は、坂や川の中でコロコロと転がっていきます。

そんな風に、「戊」の人は行動的で、アクティブな人が多いのです。

 

では、どこに「不動の石」らしさがあるのかというと、

アクティブに動く"動機に一貫性がある"のです。

 

例えば、

「会社を大きくする」

「趣味を楽しむ」

「家族を想う」

など、

一度決めたスタンスを指針にして、行動をするのです。

そこに「戊」の堅さが現れてきます。

 

柔らかくて、しなやかな強さも時には必要

やはり「戊」は固さが最大の特徴なので、

ある種"頑固"になりやすい性分です。

顔の表情に変化が少なく、固い表情の人も多くいらっしゃいます。

 

たまには顔の筋肉をほぐして、

積み立てた自分の理論と世間の見識を照らし合わせて、

少し柔らかく考えていく時間も必要かもしれません。^^