へんいん
印綬
タイプの人の特徴
・細部までこだわることが出来る
・情報収集能力と分析力が高い
・歴史やこれまでの文脈を大切にする
・マニアック
・教えることが武器になる
・知識家
・文章力が高い
・人から注目を集める
・名誉が好き
・優しい
・困っている人がいると放っておけない
[適職]
研究職、先生、細部までこだわる仕事(建築家、プログラマーなど)、慈善事業(介護職・ボランティアなど)、伝統分野など
[印綬を活かせている場合]
知識家になる
[印綬を活かせていない場合]
こだわりが強すぎて孤独になる
[恋愛傾向]
相手に対して献身的
[詳しい解説]
印綬の人は、強い研究心を持ち、物事の細部までこだわる能力があります。優れた情報収集能力と分析力を備え、歴史や文脈を重視する傾向があります。特定の分野に深い造詣を持つマニアックな一面があり、その知識を活かして教えることが得意です。知識家として知られ、高い文章力で自身の考えを表現することができます。人々の注目を集めることが多く、名誉を好む傾向があります。しかし、同時に優しさも持ち合わせており、困っている人を見かけると放っておけない性質があります。印綬の人の特性は、学術研究や教育分野、専門的な知識が求められる職種で特に活きてきます。彼らの存在は、組織や社会に深い洞察と専門知識をもたらし、知的な発展に貢献します。
印綬が効いている命式の方へのヒント
命式の中で「印綬」という星が効いている場合、「分析能力が高い人物」と分析します。まず大前提として、印綬の人は情報収集能力が高く、自分が興味のある物事に対して深く深く掘り下げていくことが出来ます。マニアックな気質が強く、インプットしていくことに快感を感じ、インプットして得た知識が新しい知識へとリンクして、知識増殖のスパイラルを生み出します。
そしてこうして得た知識の数々を印綬の人は、分析し体系化していくことが出来ます。この「情報収集→分析→体系化」の図式こそが印綬の人の最大個性となり、研究心へと繋がっていくのです。そしてその研究心を仕事に活用することで生き抜いていくことが出来るのです。
印綬の人が仕事でストレスを抱えるポイント
印綬の人は研究心が強いと先述しましたが、同時に「こだわりの強さ」も併せ持ちます。研究心を育てていくのは、「嗜好」や「興味」「好奇心」です。つまり、言い換えれば印綬の人を「偏愛家」とも称することができ、興味対象への愛情がこだわりへと繋がっていくのです。
この「こだわり」の心は、研究心を強く前進させていく原動力になるのですが、その反面、「人間関係」においてはストレスを生み出す原因になることもあります。例えば仕事において、「自分のこだわりポイント」と「他者のこだわりポイント」が違って思い通りにいかなったり、そもそも他者とのこだわりの熱量の違いにストレスを感じるようなイメージです。
もしこういったストレスを抱えていらっしゃるのであれば、線引きが大切です。「他者との協働」においては自分のこだわりを100%押し通すことは難しいと理解する必要性があります。そこでもし自己内の心の歪みが発生するようであれば、100%こだわりを反映させることが出来る「1人だけの私的領域」を作り、こだわりたい意欲を解消し、満足していきましょう。満足することが出来れば、他者との協働において譲歩することが出来るようになると思います。