修学旅行ぶりの京都。
短いスケジュールだったので、全域を廻ることは出来なかったけれど、
大体の位置感覚の把握は出来ました。
京都は観光客、地元客で混雑している場所と、
そうでない場所のコントラストが非常に激しいように感じました。
血流が多く、人がごった返ししていてむず痒い部分と、
末端冷え性みたいな閑散としている部分と。
まるで、街に渡るお金は血液のよう。
「あ、ここまで血液が流れてきているんだ。」
「あ、ここは冷え性ゾーン。」
とマップを確認しながら歩きました。
河原町・錦・清水・祇園・嵐山あたりは混雑していたので、
すぐに行列から離れ、逃げるようにその場を去りました。
[錦市場] ここは絶対に立ち入らない方が良いと、瞬間的に判断するほどの混雑。1秒だけ空間に飛び入り、すぐ退散。通りの中にどんなに良いお店があったとしても、混雑のストレスが上回ると思います。
[河原町] チェーン店の多い飲屋街・歓楽街。ここに純資本主義的な店を意図的に集約している気がします。地元の若年層と観光客が混在。京都的な良さは無い、エスケープ。
[鴨川周辺] 西洋伝統建築の北京料理屋が京都に存在する混沌さは日本らしい風景だ。前身は西洋料理店だったらしい。
三条の商店街が個人的に一番好きでした。
それぞれ個性がある個人商店が立ち並んでいて、人通りもほどほど。
[三条会商店街]
個人商店が活き活きとしている商店街は好い。
働いている人たちも活き活きとしている。
その姿に、すごく勇気が出る。
商店街の通りにはコンビニエンスストアが一軒もなく、チェーン店も少ない。
運営の意思を感じました。
三条会商店街の鰻屋さんで昼食。(山椒が効いていて、おいしい!)
予約客(たぶん地元の人)が、
食後のコーヒーを注文しようとしたが、
店員さんに「すぐお隣さんに喫茶店があるもんで、うちはコーヒーやってなくて。」
と言われていたのが印象的でした。
今回の一件だけでなく、
京都のお店は伝えなければならないことは、
遠慮せずにしっかりと伝える文化があるように感じました。
このことについては、また後日に詳しく書く予定です。
[鴨川の桜] 鴨川は野鳥好き(特に水鳥)のパラダイスですね。トンビもいるし、アオサギも、カモも数種類、、。
途中、和菓子屋さんで休み、練り切りを頂く。
職人の手さばきを拝見。
今まで書籍や動画で勉強したけれど、
職人さんの手さばきを目の当たりにすると感動します。
[京都水族館]
同じオリックス系列のすみだ水族館同様、新しい設計の水族館でした。
(確かすみだ水族館もそうでしたが)強力な排気口がペンギン側にあって、
全く臭わないように設計されていると思います。全然生臭くない。
ペンギンコーナーはガラスがとても綺麗で、
そして目線の位置にちょうどペンギンが歩いてきてくれる設計。
とても楽しめました!
[仁和寺周辺・きぬカフェ] 昨年オープンの最新温風焙煎機があるカフェ。オーナーさんが着物で接客して下さいます。ちゃんと左手を添えて手を触れ、お釣りを渡してくださって、目を見て、「おおきに。^^」・・どきどきしました笑
烏丸御池に宿泊しましたが、
周辺はとても綺麗なお店が多かったです。
おばんざーい
急遽の京都訪問。
中学生の時には分からなかった京都の魅力を、
(無学な僕の範囲内ですが)愉しんで参りました。