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四柱推命の性格分析(十二運「墓」編)

 

四柱推命専門の占い師ミカタです。

今回は【四柱推命の性格分析(十二運「墓」編)】について書いていきたいと思います。

 

目次


 

四柱推命は十二運を使って性格を分析

四柱推命では「十二運(じゅうにうん)」という合計12種類の星を使って、人それぞれが持つ性格やエネルギー量を分析します。

どの十二運を命式の中に持っているか、そしてその十二運がどのような配置になっているか等を総合的に分析し、最終的に性格エネルギー量を分析していきます。

 

十二運「墓(ぼ)」はどんなイメージ?

まず大前提として、十二運は「人の一生」に例えられています。人生の段階を12区分したものが十二運という星なのです。

そして「墓」という星は、「人がお墓に入る状態」を表しています。(しかしながら十二運はあくまでも例え話なので、実際に「墓」を持つ人が早死にする等のマイナスな意味合いはないのでご安心ください。)

 

十二運「墓(ぼ)」の基本性質

墓という星は「墓に入る状態」とお伝えしましたが、亡くなった人を棺に入れる時に、その人が好きだったものを一緒に入れます。このイメージを「(棺の中に)集める」というキーワードで解釈し、墓の人は「集めることが好きな人」と四柱推命では分析していきます。墓の人は物を集めたり、情報収集することが好きな気質を持ち、何かを好きになるとそのジャンルをひたすら掘り下げていくことが出来るのです。この気質は「マニアックな探究心」に繋がっていきます。このマニアックな探究心は仕事にも趣味にも活用されます。今の時代はマニアックな知識をインターネットで発信することで、食べていける時代でもあります。「収集力」や「探究心」を持ち味にして、とことん追求していきましょう。

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墓の人=集めることが好きな人(マニアックな探究心)

墓の人=情報収集能力や探究心が強い(調査力が高い)

 

墓の人は探究心が強いとお伝えしましたが、この側面はコミュニケーションにおいて「聞き上手」という能力へと繋がっていきます。例えば初対面の相手と接する時に、相手がどんな人なのかを探究していくために、色々な質問を投げかけていきます。その返答を集めていくことで、相手を知ることが出来るのです。墓の人は「質問力が高い人」「相槌が上手な人」が多く、その能力は墓の人にとって大事な持ち味へと育っていきます。聞き上手な能力が育っていくことで、自然と墓の人は他者から相談される機会が増えます。根っからのカウンセラー気質なところが墓の人にはあるのです。他者からすると、墓の人はとても相談しやすいのです。

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墓の人=聞き上手、質問力が高い人、相槌が上手な人

 

そして墓という星は「お墓の中に入って、墓参りしてくれる人たちを見ている状態」を表します。この状態から、墓の人は観ることが好きな人、つまり「観察することが好きな人」とイメージしていきます。人間観察や動物観察、植物観察など、観ることがとても好きな星なのです。そして、この観察力は「分析力」に繋がっていきます。物事を詳細に観察していくことで、性質を分析していくことが出来ます。

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墓の人=観察することが好きな人

 

また、墓という星は「お墓の中に入っている状態」を表しますが、ヤドカリのように「殻に入っている状態」と言い換えても分かりやすいかもしれません。殻に入っている状態をイメージすることで、墓の人は「慎重な人」「一歩引いた視点を持つ人」であると分析していきます。基本的には守りの姿勢が主体になり、社会や環境を観察していきます。そして安全かつ確実な時に一歩ずつ慎重に進んでいくことが出来る星なのです。

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墓の人=慎重な人、一歩引いた視点を持つ人

十二運「墓(ぼ)」の仕事における特性

墓の人は先述したように、「観察力」「情報収集能力」「分析力」が仕事においても大切な持ち味となります。分析や研究系のお仕事にとても適している星だと思います。また、冷静かつ慎重に物事を進めていくことが出来る点も、仕事においての持ち味として発揮されると思っています。更に墓の人の持ち味である「オタク気質」「マニアックな知識」を活かせる職業もオススメです。墓の人は奥手な気質があるので、「営業」や「販売」などのコミュニケーション職に向いていないと思われがちですが、「誠実性」や「情報量の豊富さ」を持ち味にしていけば、コミュニケーション職も向いています。

次の観点に関しては、命式内の他の星との連動にも依りますが、墓の人は「チームワークが得意」な側面もあります。自分を二の次にして、チームを優先することが出来ます。あまり墓の人は目立つことが好きではないので、リーダー職を好まないのですが、順当に能力を上昇させて行けば、リーダーにもなることが出来る星であり、後ろからチームをサポートしていくようなサポートリーダータイプが合っています。チーム員の悩みを聞いてあげたり、分析力から的確なアドバイスが出来ると思います。

また墓の星の特徴として、「迷った時は人に相談した方が解決が早い」という気質があります。もし仕事において迷った時には、他者からの意見を仰ぐと解決が早いかもしれません。

 

十二運「墓(ぼ)」の人間関係における特性

人間関係が苦手な方へのヒント

墓の人は「観察することが好きな人」と先述したように、まず初対面においては「観察」から入る傾向があります。そして初対面の相手が安全な人物かどうか、どういった性質を持っているかをある程度確認することが出来たら、関係性を深くしていきます。そういった慎重さが墓の人にはあり、そして聞き上手さや他者優先の精神もあるので、基本的に墓は人間関係においては向いている星だと考えています。

もし今いらっしゃる環境においての人間関係を観察し終えた後、関係性を深めたい人物がいない場合には、そもそも環境が合っていらっしゃらない傾向があります。墓の人はとても優しい人であり、暖かな人間関係を好みます。逆転して言えば、優しくない人や攻撃的な人を苦手に思います。優しい環境、自分に合った環境を探していきましょう。

もし一緒の環境に居る方々が魅力的で優しい人たちで、しかしながら関係性を築けていない場合には、墓の人が持つ「奥手な性質」「受動的な性質」が原因となって、人間関係が始まっていないのかもしれません。その場合には勇気を出して、他者に話しかけてみましょう。最初の勇気を出すことが出来れば、墓の人が持つ「聞き上手」「質問上手」な側面が発揮できて、コミュニケーションが始まっていくと思います。

あと上記の要因以外で人間関係においての苦手意識が出てきやすい部分は、墓の人が持つ「他者優先の傾向」や「断ることが苦手な傾向」から現れます。墓の人は自分のことを二の次にして他者を優先できる優しさを持つ人が多いので、人間関係において我慢をし過ぎてしまう傾向があるのです。例えば、自分が深く悩んでいる時であっても、知人からの相談を請け負ってしまうようなイメージ。その場合には、「ごめんなさい。私も今悩んでいていて、相談に乗れる精神状態じゃないかもしれません。」と正直に勇気を出して断ることも大切です。その一言で壊れてしまうような人間関係であれば、不要な人間関係かもしれません。あまり人間関係において、我慢をし過ぎないようにしてくださいね。

 

恋愛について

墓の人は「マニアックな性質」があると先述しましたが、恋愛において、「知識の交換ができる相手」を選んでいくのも良いかもしれません。墓の人は自分が知らない新しい情報に触れることが大好きです。そして同時に、自分が持っている知識を話すことも好きな傾向があります。つまり、知識を交換し合えるようなコミュニケーションの往復が出来るお相手を探していきましょう。

もし墓の人が恋愛に苦手意識を持つとすれば、先述した「奥手な性質」「受動的な性質」が原因となって、恋愛が始まりにくい傾向が要因となっているかもしれません。多少、積極的な動き方が出来るようになると苦手意識が薄まっていくと思います。勇気を出してみてくださいね。

 

パートナーシップについて

墓の人は「他者優先」な優しさを持つため、基本的に共同作業は得意であると分析します。相手が考えていることを察知したり、その上で自分がどのような行動をとるべきかを考えることが出来ます。1点心配なのは、「我慢し過ぎてしまう側面」です。あまりにパートナーを優先し過ぎて、自分をないがしろにしないようにしましょう。時折、パートナーに甘えてみることだったり、本音や悩みを聞いてもらうことも大切です。確かにそれはパートナーへの負担になるかもしれませんが、逆にパートナーからすると頼って欲しい時もあると思います。パートナーシップは相互作用の意識が大切です。支え合いの意識を持ちながら、パートナーシップを育んでいきましょう。

 

以上が、占い師ミカタが考えている【四柱推命の性格分析(十二運「墓」編)】でした!

四柱推命の観点が少しでもお役に立ちましたら、幸いでございます^^