眼が疲れていると視力が下がって、
ピントが合いにくい。
パソコンの画面に焦点が合わず、
仕事に集中できない。
思考のピントが合わない時は、
もっと辛い。
何をやればいいのか分からず、
バラバラになった心と身体が行き場を失くしてしまうんだ。
どんなに優秀な人にだって時折、
思考のピントが合わない時が来る。
(本当に今取り組んでいることは正しいのか・・?)
(自分が目指すべき方向は合っているのか・・?)
僕はこの状態を、
「更新プログラムのインストール中」と呼び、
こういった時期は、
異常に眠い期間が続いたり、
意識的に生きることが難しい期間が続くのだ。
自由に身体も心も動かせないもどかしさ。ストレス。
止まってしまっている自分と、
常に動いている社会。
見比べてしまい、
落ち込んでしまうこともあるだろう。
常に思考が濁らずにクリアーでいることは難しい。
まずは、立ち止まってしまう自分を受け入れることが重要なんだ。
お盆、夏休み、年末年始、大型連休。
強制的に社会がスローダウンさせる期間。
人によっては遊びに邁進し、
人によってはひたすら休息に宛て、
人によっては立ち止まることが辛い期間でもある。
でも、こういう時こそ人生においては大切で、
自分の生活環境や会社、仕事から離れることが大切なのだ。
完全にフラットになることは難しいかもしれないが、
己に立ち返ることの出来るチャンスと捉えることが重要である。
何処にも所属していない、誰にも縛られていない状態で、
もう一度自分が「どのように生きていきたいか」を考えるんだ。
なるべくであれば、身内からも少し離れられる
「完全に一人な」時間があると良いだろう。
僕たちには、一人一人の輪郭があり、
皮膚で隔たっていて、それぞれの意識がある。
しかしながら、
家族と過ごしていたり、
会社に出勤したり、
他者と協働すると意識が混ざり合ってしまう。
完全に一人の時が「自意識100%」だとすれば、
他者と一緒にいるときは「自意識50%」の意思が他者に混ざり、
「他者の意識50%」の意思が自分と混ざり合ってしまう。
ヒトは集団的な動物だ。
他者と同じ空間に居て、完全に自意識の純度を保つことは難しい。
「自意識100%」の時間に、本当の自分と向き合える。
だからこそ旅行や夜の散歩が重要なんだ。
人生に迷ったら、
いまの環境から完全に離れてみることの重要性について、
考えて実践してみると良いと思うんだ。
この度は占い師ミカタの記事をお読み頂きまして、誠にありがとうございます^^
数あるブログの中から見つけ出して頂いて、とても嬉しいです。