才能を育むのは、
絶対的な孤独。
独りの時間に特殊な才能は芽生え、
誰にも見えない場所で育っていく。
まず才能を伸ばすための第一歩は、
膨大なインプット。
まずは自分が好きな作者の作品を
最初から最後まで買って、
何回も何回も味わうこと。
その作者の表現が、
いつの間にか自分の血肉になるよう、
細胞一つ一つに刷り込む。
そして次には、
その作者のインタビューを読むといい。
作者が普段どんなことを考えて作品を作っているのかを知り、
作品の骨組みを裏の視点から観察するんだ。
次は、自分が伸ばしたい才能のジャンルを、
大きな視点で眺めていく。
そのジャンルには、
どのような派閥があるのか、
どういう歴史を持っているのかを俯瞰する。
メタ的な視点で、
全体像を把握していく。
そして同時に、修練を重ねる。
最初は真似でいい。
少しずつ成長していく気持ち良さを身体に馴染ませ、
とにかく圧倒的に時間を積み上げていく。
時間を重ねていくと不思議なことに、
見えないものがどんどんと見えてくるようになる。
最初は、身体的な感覚を掴む。
その為に修練が必要なんだ。
そして次に大事なことは、
「言語化すること」だ。
良い表現には必ず「理由」がある。
その理由を言語化することが大切なんだ。
勘 → 言語化
「勘」で掴んでいたものを
「言語化」することで、
再現性が高まり、確固たる表現になる。
これはどんなことにおいても大切なことで、
「わかる」ということは「言語化ができる」ということなんだ。
仕事でも趣味でも、
「言葉」で理解することが出来ると、
世界の見え方がガラッと変わる。
言葉で理解することに努めるんだ。
一個一個の所作を言語化する。
意味のない所作なんてない。
一つ一つを丁寧に拾い上げるんだ。
一滴一滴を絞り出す
水出しコーヒーのようにね。
さあ、自分が好きなジャンルの経験を重ね、
年数を重ねてきたら、次のステップだ。
好きなジャンル以外のことを勉強をするといい。
音楽が好きなら、デザインの勉強をしてみるのも良い。
文学が好きなら、畑の勉強をしてみるのも良い。
創作のノウハウは確かに、
同じジャンル内に広がっていることが多いだろう。
しかし、
新たな創作のヒントは、
意外とジャンルの外に転がっている。
得てして芸術家は、
一点の深堀りを好むが、
全体的な視点への勉強を好まないことが多い。
世の中全てがヒントであり、
世の中全てが題材なんだ。
ミクロな視点とマクロな視点を
縦横無尽に行き来し、
自由に飛び回るといい。
独りを怖がるな。
そして、余興に甘んじるな。
圧倒的な孤独の時間に、
才能を育んで欲しい。
この度は占い師ミカタの記事をお読み頂きまして、誠にありがとうございます^^
数あるブログの中から見つけ出して頂いて、とても嬉しいです。