四柱推命占いから見た、月ごとの運勢
毎月の運勢を判断するためには、十二運(じゅうにうん)という心理状態・性格・エネルギーを表す指標を加味して判断することが大切です。
十二運にはその名の通り、12種類あります。
これは、人の一生になぞらえた指標で、
胎→養→長生→沐浴→冠帯→建禄→帝旺→衰→病→死→墓→絶
人が生まれて、成長して、全盛を迎えて、病気をして、死んで、墓に入って、幽霊になる様子を表しています。
一つ一つの漢字をピックアップすると、少し怖い漢字もありますが、ご心配なさらないで下さい。
※「死」の時に必ず死ぬとか、「墓」の時に必ず墓に入るとか、そういった指標ではありません。笑
毎月の運勢(月運)における、十二運の使い方
人それぞれ、十二運の順番と、始まりの星が違います。
例えば、
(順)
胎→養→長生→沐浴→冠帯→建禄→帝旺→衰→病→死→墓→絶
(逆)
絶→墓→死→病→衰→帝旺→建禄→冠帯→沐浴→長生→養→胎
のように、めぐり方が順番通りだったり、逆順であったり、
(死からスタート/順)
死→墓→絶→胎→養→長生→沐浴→冠帯→建禄→帝旺→衰→病
(帝旺からスタート/逆)
帝旺→建禄→冠帯→沐浴→長生→養→胎→絶→墓→死→病→衰
のように始まりが人によって違います。
ですので、まず大事なことは、
エネルギーが高まっている時期を知ることです。
<エネルギーが高まっている時期>
長生→沐浴→冠帯→建禄→帝旺
帝旺→建禄→冠帯→沐浴→長生
上記5つの流れを1年のピークポイントと設定します。
いわゆるエネルギーが充満した、過ごしやすい時期とも言えると思います。
このことを知ることによって、1年の流れをどう組み立てるかが見えてくるのです。
十二運について
<胎(たい)>
母親のお腹の中に宿るとき。胎内。
胎内なので、行動力はあまりない。
企画や計画をして、行動の指針を立てる月。
<養(よう)>
母親のお腹の中で、養われている状態。
用意周到に準備をする月。
スローペースに丁寧な作業ができます。
<長生(ちょうせい)>
母親から産まれ、産まれた瞬間。
目に触れるもの全てが初めてなので、
偏見なく、合理的に判断することが出来る。
成長をする月。臨機応変さがあります。
<沐浴>
産湯に浸かり、行動をし始めるとき。
行動力抜群。積極性があります。
異性との関わりが活発になる月でもあります。
<冠帯>
他者とのコミュニケーションをとり始める段階。
外面を意識し出す。
コミュニケーションが活発になる月。
<建禄>
権威を得る時。他者から認められます。
堅実に、粘り強く目標を達成できる月。
<帝旺>
エネルギー最高潮。
プラス思考で、人生を発展的に進めることが出来る月。
<衰>
頂点を迎えた後、少しずつエネルギーが衰えていく段階。
クールダウンする月。現状を把握し、振り返る。
<病>
エネルギーが衰え、病気になっていく。
マイナス思考、神経質になりやすい月。
細やかな視点あり。
<死>
エネルギーは消失する時、少し強い光を放つ。
行動力あり。不言実行の月。
<墓>
エネルギーを喪失し、墓に入っていく。
無駄な労力を節約する月。
<絶>
幽霊となり。感性の世界へ。
勘が働く月。突発的な行動が多い。
芸術的な触れ合い。