占い師ミカタです。
今回は、四柱推命専門の占い師として長年活動している経験を元に、
「独立開業やフリーランス、自営業や経営者に向いている星」について、
お話ししていきたいと思います。
[目次]
自営業に向いている星
自営業のように、つまり一人で仕事を立ち上げていく場合には、「一人で仕事を進めることが出来るチカラ」が不可欠であり、そしてそれぞれの星の活用方法を知っておくことが必要です。
この観点では、[通変星]と[十二運]が特に重要な要素だと僕は感じています。通変星と十二運でそれぞれ、おすすめの作戦をお伝えします。
[通変星]
比肩:決心した後に、強靭に目的へ向かっていく。競争心が武器。弱点は、自分の方法論を固辞してしまい、視野が狭くなりがちな点。
劫財:目利きを活かした仕事や隠れたビジネスチャンスを見つける才能あり。ただし、基本的には協働の方が進みやすい。一人だとスイッチが入りづらい。
食神:好きなことであればあるほど、のめり込んでいく。弱点は、怠惰さが出てしまいがちな点。
傷官:職人のように極めていく。弱点は、あまりに尖り過ぎて、周囲から理解されづらい点。
偏財:商才のある星。商機を見出すと真っ直ぐに進む。弱点は、粘り弱い点。
正財:ルーティン設定を行うことで、着実に前進する。弱点は、少しメンタルが弱い側面があるので、その点は他者から補ってもらうと良い。
偏官:ストイックに仕事を完遂していく。弱点は、発想力に乏しい点。目上や経験者、つまりメンターからの意見が必要な星。
正官:管理や仕組み作りに強い星。ただし、基本的にはチームワークを好むため、個人プレーは苦手かもしれない。
偏印:アイデアを閃き、その初速で突き進んでいく。弱点は、飽きっぽい点。やる気の上下動が激しい点。
印綬:研究心で突き進むと良い星。弱点は、良い子を目指し過ぎてしまう点。(自営業者には、多少の"泥臭さ"も必要な時がある。)
[十二運]
胎:一人作業や思考系の仕事が得意。ただし、夢想的過ぎて行動不足になりやすい点とコミュニケーション能力を経験値で補わないと弱点になりやすい。
養:愛情がキーワードの仕事や細やかさが求められる仕事が得意。ただし、不安思考が強いので、相当に万全な状況じゃないと挑戦しない。
長生:合理性と成長スピードの速さが武器。ただし、プレッシャーに弱い点あり。
沐浴:論理的思考能力や行動力の高さが武器になる。ただし、怒りのコントロールが出来ないと、事業に支障が出やすい。
冠帯:周囲を活用しつつ、一人でも進むことが出来るパワーを持つ星。営業上手。他力本願が過ぎると、粘るチカラが弱くなる。
建禄:ストイックに取り組むことが出来る星。ただし、プライドが高いので、人に誇れる状態にないと弱る。
帝旺:ポジティブかつ大胆に進むことが出来る星。ただし、怠惰さのコントロールが難しい。
衰:今まで経験したことを元に、職人のように進める星。ただし、保守的なので臆病になりやすい。
病:感性を活かす仕事や交渉力が求められる仕事であれば、可能性あり。ただし、ネガティブさが弱点。
墓:マニアックに探求できることが出来る仕事が向いている。ただし、個人プレーは多少苦手な側面がある。
絶:自由気ままに進める星。ただし、飽きっぽい側面とスタミナが少ないのが弱点。
結論:どんな星でも自営業は出来る
「自営業に向いている星」と題名に掲げておきながら、実は全種類の通変星と十二運が並んでいます。そうなのです。僕は今までの鑑定経験を通して、全ての星の中に自営業を立ち上げることを出来るチカラが秘められていることに気づきました。昔の四柱推命では身旺、つまりパワーが強くないと起業できないと云われていましたが、現代は違うと思っています。特に、ITやスマホなどのテクノロジーのチカラを活用していくことにより、個人のパワーを倍増することが出来ます。それぞれの星を活用しながら、起業したい人は是非とも、勇気を出して進んでいきましょう。応援しております。