マイヤ・イソラさん 1927年3月15日生まれ
1927年 | 丁 | 卯 |
3月 | 癸 | 卯 |
15日 | 戊 | 申 |
生まれ時間不明 |
[目次]
研究目的
・マリメッコのデザイナー、マイヤ・イソラさんは命式のどういった点を活かしてご活躍されたのかを研究したい。
・マイヤ・イソラさんは人生で結婚と離婚を合計3回されたが、命式のどういった点が作用しているかを研究したい。
・マイヤ・イソラさんのビジネスパートナーであるアルミ・ラティアさんとの相性が知りたい。
命式分析
[日干]
(マイヤ・イソラさん)
戊:継続力が高い、意思を貫く
(アルミ・ラティアさん)
庚:リーダーシップが強い、ストイック
【相性分析】
・戊(土)→ 相生 → 庚(金)
マイヤ・イソラさんがアルミ・ラティアさんを応援する相性。及び、相互的な応援に繋がりやすい組み合わせ。
・マイヤ・イソラさんがアルミ・ラティアさんの調候を持つ。
[地支]
(マイヤ・イソラさん)
卯:フットワークが軽い、若木を表す星(植物モチーフに繋がる?)
申:チャレンジ精神が強い、器用さがある
【分析】
マイヤ・イソラさんは「卯」の命式内空亡2つ。命式内空亡を2つ持つ人は、自分の空亡を解除してくれる相性のパートナーを選ぶケースが多い。2回目の結婚相手ヤーッコ・ソメルサロはまさに空亡を解除してくれる相性。(1回目と3回目の結婚相手は生年月日わからず)
[十二運]
(マイヤ・イソラさん)
病:繊細、センスがある
沐浴:恋愛が好きな傾向あり
[通変星]
(マイヤ・イソラさん)
印綬:芸術家の星、細部へのこだわり、歴史や系譜・伝統への敬意を大事にする傾向(ピカソやベン・ニコルソン)、学者の星、思想的(プラトンなど、哲学がお好きだった)、年柱印綬(小さい頃から芸術の才能が開花しやすい&お父様が農学者)
偏官:ストイック、反骨精神が強い、大胆さがある(大胆な表現手法に繋がる?)
正財:コツコツと努力出来る継続力の星(多作に繋がる?)
(アルミ・ラティアさん)
偏印:デザイナーの星、大衆を捉えるチカラがある、海外で活躍
【分析】
マイヤ・イソラさんは「印綬」、アルミ・ラティアさんは「偏印」。つまり印星を1種類ずつ持ち合って協力している印象。マイヤ・イソラさんは「芸術家(印綬)」、アルミ・ラティアさんは「デザイナー(偏印)」という役割の棲み分けであると想像する。
マイヤ・イソラさんは偏官を2つお持ちでいらっしゃるので、偏官を男性の星と捉えると、複数回結婚されたことはここに繋がる。
運勢分析
大運(10年運)
1927 | ~ | 1934 | 癸 | 卯 |
1934 | ~ | 1944 | 甲 | 辰 |
1944 | ~ | 1954 | 乙 | 巳 |
1954 | ~ | 1964 | 丙 | 午 |
1964 | ~ | 1974 | 丁 | 未 |
[1927年~1934年] 癸卯
・運勢は偏官(出し方は秘密)。7歳までの運勢。戦時下だった為、その影響が垣間見える運勢。
[1934年~1944年] 甲辰
・運勢は印綬(出し方は秘密)。印綬は「芸術運◎」「良い学びが出来る10年」。つまりこの10年で芸術表現の才能が伸びる運勢。
[1944年~1954年] 乙巳
・運勢は偏印(出し方は秘密)。偏印は「デザイン運◎」「海外運」「移動や変化が多くなる運勢」。このタイミングで美術学校のコンテスト作品がアルミ・ラティアさんの目に留まり、マリメッコ社と関わり始める。
[1954年~1964年] 丙午
・運勢は劫財(出し方は秘密)。劫財は「様々な方法を試行錯誤する運勢」。
引き伸ばし機を使ってスラブ風のスケッチの大きさを変えた装飾シリーズ(1959年-1960年)、ハサミで紙に大きな円をくり抜いたKivi(1959年)、インテリアデザイナー向けとして夏をイメージしたLokki(1961年)、娘の夏休みの宿題だった押し花を転写したLuonto(1957年-1963年)など多数を発表した}。1960年代にはポップアートに影響を受けた作品も制作し、自身の作品をポップカルチャーという言葉で語った。
[1964年~1974年] 丁未
・運勢は比肩(出し方は秘密)。比肩は「自分にとって大事な仕事をする運勢」「オリジナルなものを生み出す運勢」。1964年にウニッコシリーズ誕生。やはりウニッコシリーズこそが、マイヤ・イソラさんの代表作であることが運勢でも証明された。
研究成果
・マイヤ・イソラさんはデザイナーというより、芸術家の命式だった。
・官星が複数個、沐浴持ちという点が複数の結婚離婚に繋がった要因かもしれない。(個人的には好感を持つ。逞しく美しい生き方だと思う。)
・マイヤ・イソラさんとアルミ・ラティアさんは相性良好。