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日々を大切に生きる方法

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とても壮大な題名を付けてしまいましたが、そんな仰々しいことでもなく、むしろ些細なお話しです。
今回は「日記を書くこと」を、日々の生活に取り入れること。についてお話ししたいと思います。

そもそもなぜ僕が日記を毎日つけるようになったかと言うと、
三浦綾子さんの有名な小説『氷点』の中で、
「三年間、一日も欠かさず日記をつける人は、将来何かをなす人であり、十年間日記をつけてきた人は、既に何かを成した人である」という一つの文章に出会い、感化されたのです。(ちなみにこの言葉は元々、原敬元総理大臣が言い放った名言らしいです。)

何かを成したい。
と思ったことはないのですが、「日記をつけること」にはきっと何か良い作用があるのだろうと思い、気軽な気持ちで始めてみたのです。

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僕は自分が書く字体があまり好きではないし、文字をペンで書くこと自体もあまり好きではないので、パソコンのメモ帳機能を使って日記を書くことにしました。

どんな物事でもだいたい3週間毎日同じことを続けると習慣化すると言われていますが、確かに日記を書き始めて2週間経ったくらいから、日記を書かないとなんだか1日が始まった気がしなくなり、書き忘れることがなくなりました。

日記を書くタイミングは、それぞれの生活リズムによって適切な時間帯があるとは思いますが、僕は朝が良いと思いました。朝の支度をして仕事に取り掛かる前に、昨日起こった出来事を日記に書くと、気持ちが整理出来て、良い1日のスタートが切れるのです。

1月は日記を始めたばかりだったので、日記を書くことに夢中になって、月に20,000字くらい、つまり1日あたり700字くらいになりましたが、段々と日記を書くことに慣れてきて、他の月は10,000字くらいに落ち着いてきました。

基本的には、その日にあった出来事や食べたものを簡潔に書いて、その時々で思ったことがあれば書く。というなるべくエネルギーを使わない方針で続けた方が、三日坊主にはならないと思います。

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しばらく日記を続けていくと、いくつか気づくことがありました。

それは「意外と毎日、何か書くような出来事があること。」です。
日々の些細な出来事は、留めておこうとしなければ、どんどん過ぎ去ってしまうものです。
忘れてしまっているだけで、毎日、人生には些細な出来事が起きているのです。そのことに気づくことが出来るようになって、忙しさの犠牲になってしまう感情や感覚を取り戻すことも出来たように思います。

そして逆に言えば、日記を始めたことで「何もしない日を作らない。」ようになったのかもしれないですね。
「今日はまだ日記に書くことがないから、気になっていたお店に行ってみよう。」なんて、こんな風にです。

日記をつけて、日々の想いを整理することで、行動のキッカケにも繋がります。
例えば「英語を勉強したいなあ。」という気持ち、
「英語を勉強できる場所を調べてみた」行動などを日記に書くことによって、
次のステップが明確になって、「明日気になっている英語スクールに訪問してみよう。」という行動に出ることが出来ます。

自分の気持ちは意外と見えないものですが、文章というカタチで意思がはっきりとします。
気持ちを整理することで前に進む準備が整うので、物事に対して腰の重い人でもきっと、前に踏み出せます。

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日記を毎日書いた後の、ご褒美。

毎日書き続けるためには、その作業が楽しくないといけません。そのために僕は「1年ごとに製本化する。」というご褒美を考えました。

ネットサービスが便利になって、「BCCKS(ブックス)」というサービスで、ネット書籍や紙本が簡単に創作できることを知りました。

僕は、新書本サイズで約280ページ。およそ3,000円で自分の日記を製本化してもらいました。

毎日書き続けたことが、一冊の本になる。本を触りながら読めるようになる、という素晴らしいご褒美のおかげで毎日楽しく続けることが出来たのです。

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自分で撮った写真も配置出来ます。

文章だけで作るよりも、写真があった方が読むときに楽しいです。

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ようやく2016年分の日記が本になって届きました。

占いでは2月の節分からが今年の運勢の始まりなので、
1月中は2016年を振り返りながら、書き溜めたメモ帳を製本サービスに転写しました。

去年に出来たことや、やり残してしまった目標などを振り返ることが出来るので、今年の2月からどのように目標や計画を立てて日々を過ごしていくのか、というまた新たな一歩目に踏み出すことが出来ます。

日記を綴ること、おすすめです。