メニューの設計を考えることは、
飲食店においても、マッサージ店においても、
もちろん占い師においても重要です。
今回は基本的なメニューの考え方について、
お伝えさせて頂きます。
占い業界の相場
フリー占い師の鑑定料金の相場は、
5,000円 / 30分
10,000円 / 60分
15,000円 / 90分
だいたい上記のようなイメージです。
占い鑑定所ではもう少し安めに、
3,000円 / 30分
6,000円 / 60分
10,000円 / 90分
のようなところもあります。
メール鑑定は、
1項目 / 3,000円
総合鑑定 / 5,000円
のようなイメージです。
まず大前提として、
占い業界の相場を意識しながら値段設定をしていくことが重要です。
メニューの組み方
メニューの組み方にも種類があります。
それは、
・時間別料金
・項目別料金
の設定方法です。
時間別の場合は、
5,000円 / 30分
10,000円 / 60分
15,000円 / 90分
のような設計になり、
項目別料金の場合は、
恋愛相談 / 1件2,000円
相性相談 / 1件3,000円
仕事相談 / 1件3,000円
方位相談 / 1件5,000円
総合 / 1件10,000円
のような設計になります。
値段が低いものと高いものを混在させていく
新規のお客さんがメニューを見たときに、
依頼しやすいような安い値段のメニューが混在していると良いです。
なぜなら、いきなり知らない占い師に10,000円の鑑定を申し込むことってハードルが高く、及び腰になってしまいますね。
だからといって、2,000円〜5,000円の鑑定のみで運営していくと、
売上を立てるのが難しくなってきます。
一番安いメニューは2,000円位から、
一番高いメニューは10,000円位に設計していくことで、
バランスの良いアピールが出来るのです。
(一例)
メール鑑定(1項目) / 2,000円
メール総合鑑定 / 5,000円
対面鑑定(30分) / 5,000円
対面鑑定(60分) / 10,000円
他業種の値段設定も視野に入れよう
ただし、僕たち占い師の競争相手は、
占い業界ではなく他業種も競争相手になります。
占い鑑定10,000円、
高級料理のコース10,000円、
エステのコース10,000円、
家電10,000円、
化粧品10,000円などなど、
お客さんの頭の中ではあらゆるものを天秤にかけて考えます。
他業種の価格設定にもアンテナを張りながら、
常に値段設定について考えていきましょう。
一番大事なこと
しかしながら、相場やメニュー設計を意識していくことも大切ですが、
値段設定において大事なことは、
「自分自身の占い鑑定に、自分がいくら払いたいか?」
という指標です。
「自分自身がいくら貰いたいか?」ではなく、
「自分だったら、いくら払うか?」という観点を必ず忘れないようにしましょう。
番外編(裏技)
占い鑑定のメニュー名を、
「ユニークな名称」にしていく戦略もあります。
例えば 、
「結婚運鑑定」という簡素な名前ではなく、
「婚活必勝鑑定 〜結婚を掴み取りたいあなたに〜」
のように、
「あ!この鑑定は私の為にあるものだ!」という風に、
お客さんに選んで頂くことも出来ます。
メニュー名のターゲットを絞ることで、
コンバージョン率を上げていくことができます。