SEO対策もうまくいき、月々のアクセス数が増えてきたら、
次に考えなければいけないことは、「導線」です。
「導線」とは、お客さんに商品を購買して頂けるよう、
「店内をどのように歩いて頂ければ良いか」を考える道順のようなものです。
アクセス数が増えたのに、「導線」がしっかりと設計されていないと、
そのブログはただの"情報サイト"になってしまいます。
今回は「導線」の基本的な考え方についてお話しをさせて頂きます!
まずは、ゴールを考えよう
「導線」を考えるために、
まず大切なことはゴールをしっかりと認識することです。
皆様、色々な目的を持って、
この講座を読んで頂いてると思いますが、
占い師にとってブログ集客のゴールは何でしょうか?
それは、お客さんに「占い」を依頼してもらうことですよね。
もちろん、ブログにアクセスしてきた人たちには、
・占いに興味があって、占いのことを検索した人
・占い師を探していて、占い鑑定依頼先を検索した人
・占いにあまり興味がないが、何となく検索した人など、
色々なモチベーションでページを見にきています。
ですが基本的には、
集まってきたアクセス数=見込みのお客さんのアクセス数
と考えてください。
アクセスしてくれた人たちが、
「占い」を依頼してくれる確率を少しでも高めることが、
「導線設計」の基本的な考え方になります。
ゴールにも種類がある
「占い」の依頼と一言で表しても、色々な種類のメニューが考えられれます。
例えば、対面鑑定とメール鑑定では、導線の考え方、アプローチの方法は全く異なってきますね。
ゴールにも種類があることを理解し、そのゴールに適した導線を考えることも必要になってくるのです。
[依頼の種類]
・対面鑑定
・メール鑑定
・電話鑑定
・占い教室
など
依頼の種類以外にも、
「価格」の違いでアプローチ方法は変わってきます。
例えば、500円のワンコイン鑑定と10,000円の鑑定、
それぞれの導線考える場合、説明ページや文章が多く必要なメニューはどちらでしょうか?
そうです。
もちろん、10,000円鑑定の方が詳細な説明が必要になってきますよね。
基本的には、設定金額が上がれば上がるほど、
購買へと結びつけることが難しく、様々な工夫が必要になってきます。
メニュー価格に違いにおいても、導線設計時の考察ポイントになります。
推しメニューの優先順位を決めること
導線を設計し、占いのメニューをアピールする時に、
メニュー毎の優先順位も考えなければなりません。
なぜならブログ全体の中で、"お客さんがよく見る場所"は限られていて、
たくさんのメニューを等しくアピールすることは難しいのです。
大切なことは、
推しメニューの優先順位を決めることです。
1番売りたいメニューをたくさん露出し、
2番、3番と順番に露出部分を減らしていく必要があるのです。
ちなみに、優先順位はメニュー価格、人気さ、売り手の想い、利益構造等を複合的に考えていくと良いと思います。
ホームページの部位を意識しよう
身体のパーツとして覚えよう
ホームページにはそれぞれ、部位の名称があります。
しかも、人間の身体のように名称がついているのです。
図示して、ご説明しますね。
[ホームページ全体図]
シンプルに分けると、[3つの部位]に分かれると考えてください。
(本当はもっと細かくパーツが分かれているのですが、今回は基本的な部分を覚えて頂きたいと思います。)
ヘッダー(header / 頭)
まず、ページを開いた時に、
「一番最初に眼に入ってくる部分(ファーストビュー)」です。
人間で言えば、顔や頭だと思ってください。(headerの"head"は頭です。)
ヘッダーの基本的な考え方は、
・第一印象を決める部分なので、簡潔で綺麗なデザインが望ましいです。出来れば、一目見たときに、「どういうブログ」なのか「どういう雰囲気」なのかが訴求できると良いのです。
・ページのメニューを記載することが多いです。
・全部位の中で一番閲覧される回数が多い場所です。
ボディ(body / 体)
ヘッダーは顔を表す部分でしたが、ボディはお腹(中身)のようなものだと認識してください。
基本的には、この部分にブログ記事の内容が表示されることになります。
ボディの基本的な考え方は、
・ホームページの全部位の中で、面積が一番大きい。
・文字や画像などコンテンツをたくさん詰め込める部分です。
・しっかりと導線設計をしていないと、意外と見過ごされてしまう部分でもあります。
フッター(footer / 脚)
フッターはfoot、つまり人間でいうと脚を表す部分になります。
全部位の中で一番下に配置されます。
フッターの基本的な考え方は、
・全部位で一番最後に見られる可能性が高い部位です。
・ボディに書かれている記事を読んだあとに、新しいページへご案内できる場所でもあります。
・侮ることなかれ、意外と閲覧回数の多い場所でもあります。
最後に
「導線設計」には答えが一つではなく、
ブログ著者はそれぞれに考えていくものになります。
ですが共通していることは、
「集めたアクセスをいかに購買に繋げるか」というゴールに向かって設計していくということです。
ホームページの基本的な設計部位について知識的におさえておきながら、
色々な人のブログを見て、研究しましょう。
そして、色々な仮説を立てて、検証して、効果の高い導線を設計していくことが大切なのです。