占い師ミカタ|四柱推命専門|東京(新宿・吉祥寺)

四柱推命占い師ミカタの公式サイトです。

四柱推命の性格分析(十二運「絶」編)

 

四柱推命専門の占い師ミカタです。

今回は【四柱推命の性格分析(十二運「絶」編)】について書いていきたいと思います。

 

目次


 

四柱推命は十二運を使って性格を分析

四柱推命では「十二運(じゅうにうん)」という合計12種類の星を使って、人それぞれが持つ性格やエネルギー量を分析します。

どの十二運を命式の中に持っているか、そしてその十二運がどのような配置になっているか等を総合的に分析し、最終的に性格エネルギー量を分析していきます。

 

十二運「絶(ぜつ)」はどんなイメージ?

まず大前提として、十二運は「人の一生」に例えられています。人生の段階を12区分したものが十二運という星なのです。

そして「絶」という星は、「人が幽霊になった状態」を表しています。(しかしながら十二運はあくまでも例え話なので、実際に「絶」を持つ人が早死にする等のマイナスな意味合いはないのでご安心ください。)

 

十二運「絶(ぜつ)」の基本性質

絶という星は幽霊になった状態とお伝えしましたが、幽霊は現世や物質的世界などの不自由さから解放された状態です。つまりこれを反転して考えると、絶の人は「自由を大切にする人」と四柱推命では分析していきます。絶の人にとって、人生を自由に渡っていくことはとても大切なことであり、逆に言えば「人生が不自由な状態」は非常にストレスを感じます。

point!

絶の人=自由を大切にする人

絶の人=不自由な状態に強いストレスを感じる人

 

絶は幽霊になった状態。幽霊は「第六感的な世界」にいる存在です。「第六感」を現実世界に落とし込むと「直感」という言葉が連想されます。このイメージから、絶の人は「直感力が強い人」と分析します。絶の人には天啓を得るかのごとく、生活の中に「アイデア」が降ってきたり、「ヒント」が舞い降りてきます。そしてその直感を素直に受け取ることが出来る人なのです。

point!

絶の人=直感力が強い人

 

絶の人は直感力が強いとお伝えしましたが、直感とは無軌道なものであり、突拍子のないものです。真っ直ぐな筋道を「論理」とすれば、ジグザグにその時々でルートを突然変更していくようなイメージが「直感」です。このようなイメージから、絶の人には「変化が好きな性質」が宿ると言われています。「突発的な行動」が多くなる性質があります。ともすれば「飽きっぽい人」とも称されてしまいがちですが、変化が好きなことも大事な一つの能力です。論理を真っ直ぐに積み上げていくと、人は今まで積み上げてきた物事から逃げられなくなります。積み上げてきた時間が長いほど、人生が硬直化していくのです。直感はその硬直化を崩し、新たな道を開拓していきます。論理の道から外れることが出来る。これは良いことなのです。

point!

絶の人=変化が好きな人

絶の人=突発的な行動が多い人

 

絶の人は直感力が強く、変化が好きな人が多いとお伝えしましたが、このイメージから絶の人は、「エンターテイメントが好きな気質」が強くなると分析していきます。絶の人はエンターテイメントに触れることで回復したり、日常において人を楽しませることや元気づけることが好きだったり、根っからのタレント気質がある人と分析していきます。

point!

絶の人=エンターテイメントが好きな気質

十二運「絶(ぜつ)」の仕事における特性

絶の人は持ち味の「直感力」を活かして、「臨機応変さ」や「アドリブ力」を求められる仕事が合っていらっしゃいます。また、絶は変化が好きな星でもあるので、「変化の多い仕事」にも適性があります。逆にいえば、「同じことをひたすらやり続けなければいけない単調な仕事(単純作業)」に全く向いていない星でもあります。絶の人にとっての仕事観において、「飽きないかどうか」というポイントが最重要なのです。「この仕事、もう飽きた!」と感じると突発的に手放したくなってしまうのが絶の特徴であり、僕はそのスタンスを貫いて良いと思っています。現存の仕事に飽きたら、新しい仕事へ移っていきましょう。

今までの時代は「一社終身雇用時代」であり、1つの会社に勤め続けることが美徳とされていました。正直、絶の人にとって辛い時代だったと思います。何なら、「一社終身雇用」や「一つのことを続けた方が良い」という古いイメージに未だこの社会は呪われ続けているようにも感じます。確かに一つの環境に長く居続けることによる、キャリア形成や給与アップには後ろ髪を引かれるかもしれませんが、だからと言って「自分の中の変化したい気持ち」を抑えて心が死んでしまうことは良いことではありません。絶の人のキーワードは「自由」。現世のルールや慣例に囚われずに、勇気を出して変化をしていきましょう。様々な変化によって手に入れた多くのスキルがきっと、最終的には良い結果をもたらしてくれると思います。

もし、絶の人が一つの仕事や会社に居続けたいのであれば、「業務の中に変化が多い仕事(色々な人と接する接客業、色々な役柄を演じる俳優など)」「変化がある環境(定期的な異動のある会社など)」を選んでいきましょう。絶の人が必ずしも長続き出来ない訳ではありません。ちゃんと一つの環境の中で変化を見出すことが出来れば、長続きしていくと思います。

 

十二運「絶(ぜつ)」の人間関係における特性

人間関係が苦手な方へのヒント

絶は「人を楽しませることが好きな星」なので、楽しい人間関係を作り上げていくことが得意な星でもあります。今いる環境の中で、なかなか良い人間関係が出来ていない場合には、「ノリが合わないこと」が原因かもしれません。絶の人はあまりにかしこまった場や窮屈な環境を苦手に思います。ざっくばらんに話し合いたい星なのです。是非とも、ノリが合う環境で人間関係を形成していってくださいね。

また、絶の人は「変化を好む傾向」があるので、人間関係に行き詰まったり退屈してくると、「リセット願望」が出る星でもあります。急に人間関係をリセットして、新しい人間関係を開拓しに行くのです。もし今の人間関係を窮屈に感じていたら、リセットしてみても良いかもしれません。長く同じ人間関係を続けることだけが正解ではありません。フレッシュな人間関係を飛び回り、自分の新鮮さを保っていきましょう。

 

恋愛について

絶の人は衝動的で楽しい恋愛を好む傾向があり、まるでハプニングのように始まるような恋愛が多くなる傾向があります。絶の人にとって、恋愛は一つのエンターテイメントでもあるのです。もし、「最近出会いが少ないなあ。。」と感じている場合には、偶発的な出会いが発生しそうな場やツールを活用しましょう。

絶の人の衝動的な傾向は、一つだけ要注意な側面を持ちます。それは、突発的に相手を傷つけてしまうような言動をとってしまうこと。これが原因で大切な人との関係性を失ってしまうことが多い傾向があります。もちろん、衝動性を抑えることは難しいですし、完全に抑えなくても良いと思いますが、「相手を大きく傷つけてしまわないかどうか」を考えた上で言葉を選んでいきましょう。

 

パートナーシップについて

絶は「寂しがり屋さん」が多い星であり、そして「変化を好み、自由を愛する」星でもあります。「寂しがり屋な傾向」は共同生活に向いている側面がありますが、「変化を好む傾向」「自由を愛する傾向」はパートナーシップを窮屈に感じる側面に繋がります。この矛盾点に苦しむことが多い星なのです。もしそのような場合には、まずお互いにある程度の自由さを許容出来るパートナーシップを築くこと、安定な土台を共に作り上げていく意識を持つこと、そして「変化」は趣味や仕事など、パートナーシップ以外の場で楽しんでいくことをお勧めします。

 

以上が、占い師ミカタが考えている【四柱推命の性格分析(十二運「絶」編)】でした!

四柱推命の観点が少しでもお役に立ちましたら、幸いでございます^^