キーワード
始まりの星、創始者、柔軟、思考力、論理的思考能力、分析、冷静、秘密主義、個人主義、悩み、神経質、繊細、潔癖、水商売、お酒、色気、一途 など
<冷静さと、心の温度>
一白水星の「水」が表すように、
冷静な方が多く、他者からクールな人として認識される星です。
海を表面から見ても、
どのくらい深い海なのか、どんな生物が棲んでいるのかが分からないように、
一白水星の人の心の中も、表情からは読み取りづらい傾向があります。
そして、あまり表に出たがらず、奥ゆかしい性質があるようです。
また、水は熱することで徐々に温度が高まります。
一白水星の方の愛情も急に沸騰する訳ではなく、
徐々に気持ちが温まって、人を好きになっていく傾向があるようです。
人を嫌いになるのも、
徐々に温度が下がっていくようなイメージです。
本当に自分がその人を嫌いかどうかを頭の中の言葉で一つ一つ精査します。
「その人にまだ良いところがあるのではないか。」
「簡単に嫌いだと判断してはいけないのではないか。」とじっくり悩み続けます。
ただし、氷点下まで気持ちの温度が下がってしまった場合は、
嫌いな方に対しては非常に冷たく接し、関係を断ち切ってしまいます。
<思考力と柔軟さ>
一白水星の方は、とても頭が良い方が多いです。
頭の良さにも色々な種類がありますが、
一白水星の方の頭の良さは、論理的思考や分析など、
じっくりと時間をかけて物事を考えるタイプとなります。
「水」は論理を表します。
何故なら、水は高いところから低いところへ必ず流れます。
論理も同じように、AだからB、BだからCというように、
つまり水の流れのように論理の矢印は決まっています。
水の性質を持つ一白水星は、論理的思考能力を持つのです。
そして、水はとても柔軟性があり、
どんな器にでもその形を合わせることができます。
一白水星の方も同じように、
新たな環境に対しての柔軟性を持っています。
ただし、ここで要注意なのは、
環境や周囲の人間関係に合わせる技術は持っているのですが、
「ストレスも抱えやすい」というポイントです。
一白水星の方は、「本音を隠す」傾向があり、
実は、無理して環境に合わせているケースもあるのです。
<繊細さと気配り上手>
柔軟性の高い一白水星ですが、
その柔軟性はある種、繊細さゆえの特性かもしれません。
他者が考えていることや欲している言葉・行動が、
繊細な一白水星は察知することができます。
それゆえ、気配り上手であり、
後述しますが、司会や会議の進行役などの、
集団の潤滑油として活躍することが出来るのです。
<司会者・進行役としての才能>
一白水星は賢い星であり、冷静であり、奥ゆかしく、
気配りのできる柔軟性の高い星であると先述いたしましたが、
それは「司会者」としての素質があるとも言えます。
司会者は場を仕切る頭脳と冷静さが必要で、
演者達の一歩後ろで気配りできる才能が必要です。
実際に、一白水星の有名人を探していくと、
有名な司会者がたくさんいます。
【一白水星の司会者さん】
・タモリさん ・所ジョージさん ・古舘伊知郎さん
・マツコデラックスさん ・中居正広さん
・松本人志さん(ダウンタウン) ・浜田雅功さん(ダウンタウン)
・藤井隆さん ・村上信五さん(関ジャニ∞) ・桝太一さん
司会者は番組や式などを、円滑に進めていく必要があります。
一白水星は「川」に例えることもでき、
番組の進行においても川の流れのように、
心地よく進行させていくことが出来るのかもしれません。
<秘密主義・個人主義だが、実は話好き?>
一白水星の「一」という数字が表しているように、
「一人で過ごす時間」や「単独行動」が好きな方も多いようです。
神経が細やかな分、コミュニケーションをしていると疲れることが多く、
一人でゆっくりとしている時間が好きなのです。
ただし意外な一面もあり、
「孤独」な側面が自分の中にあることを理解した上で、
「人との交流」が好きな側面もあります。
長い間一人で過ごしていると、
「悩み」を抱えやすく、堂々巡りをしてしまう時間が増えます。
選択肢を細かく、たくさん考えることが出来たり、
自分本位でなく他者のことも考えた上で思考ができるので、
意外と決断が苦手な星でもあります。
その場合、
信頼のおける友人に相談したり、本音を打ち明けることで、
活路を見出すことが出来ます。
普段、一人で過ごす時間が多い分、
逆に他者との交流の時間も大切にしているようです。
<お酒好き、水商売>
もちろん、一白水星の方にも例外はいますが、
一白水星の方は、「お酒好き」や「お酒の席が好き」な傾向が強いようです。
そもそも「水」は「お酒」を表すものであり、
一白水星という星の根幹から関連しているものですが、
やはりお酒の席が「本音を話せる場」であり、
「悩みが発散できる場」であることも、
一白水星の方が「お酒が好きな傾向」において、
重要な要素だと思っています。
ただし、大人数の席よりも、
一対一の方が好きな傾向が強く、
信頼できる人と深く長く話が出来る方が好きな傾向もあります。
<潔癖さ、好き嫌い>
柔軟性が高い一白水星ですが、
意外なことに「初めて経験すること」に関しては、
潔癖で、警戒心が強い傾向があります。
顕著に現れる傾向としては、食べ物です。
初めて食べるものに対して警戒心が強く、
食わず嫌いが多い方も多くいらっしゃいます。
一白水星は「水」なので、
自分自身の水が濁ることを嫌います。
不衛生な環境の料理やゲテモノなど、
世間的に信頼のないリスクの高い食べ物に対して警戒心が強いのです。
食べ物の好き嫌いも多い傾向があり、
逆に「安心できる食べ物」を飽きずに食べ続ける傾向があります。
<色気はあるが、一途な傾向>
「水」は、東洋の占いでは「出産」や「セックス」を表します。
それゆえ、一白水星の方は「色気」のある人物が多いと言われております。
色情要注意と言われている星ですが、
やはり賢い星なので遊ぶときも本気にはならず、冷静に遊びます。
結婚や恋愛においては、
「一」という数字が表すように「一途」でもあります。
「この人」と決めたら長く愛する傾向があるのです。